犬がつく嘘
犬は、意外に「嘘つき」です!騙されないでください!!(笑)
とは言っても、人がつく嘘とは、質の違うものです。
人がつく嘘は、誰かを騙すのが目的の嘘、自分を有利に見せるための嘘、自分の気持ちをごまかすための嘘・・・。
嘘にもいろいろありますよね?
私も人間なので分かります(笑)
では「犬がつく嘘」とは、どんなものでしょう?
それは、悲しい嘘です。
決して、自分を良く見せようとか、人を騙してやろうというような類のものではありません。
悲しい嘘・・・。
お腹が空いているのに、空いてないと自分をごまかす?
目の前にあったお菓子を内緒で食べちゃったのに、知らんぷり?
確かに、ある意味、悲しいですね(笑)
「犬がつく悲しい嘘」とは、飼い主を騙す嘘です。
騙すと言っても、悪い騙し方ではないですよ?(汗)
犬が、飼い主に隠したいのは、自分の怪我や病気です。
「お腹が痛い・・・けど、ママ(飼い主)には内緒・・・」
「足に怪我しちゃった!・・・でも我慢できるもん・・・」
こんな風に、犬は仮病を使います。
どうして・・・?
飼い主が心配することを知っているからです。
自分のために、大好きな飼い主に心配させたくないからです。
本当は痛いのに、「大丈夫?」と聞かれると「うん!」と言ってしまう、人間の子供と同じです。
痛みで、頬が引きつっても、平気な顔をして、1人で我慢してしまう。
つい声を漏らしてしまっても、飼い主が様子を見に行くと、「な~に?」なんて、とぼけてしまう。
犬とは、そんな悲しい動物なのです。
だからこそ、気付いてあげてほしいのです!
平気な顔の裏で、不調に耐えている姿を。
大丈夫!という顔が、痛みに引きつっている姿を。
見逃さないであげてほしいのです!
小さな強がりを見逃して、後悔してほしくないから。
覚えておいてほしいのです・・・。